株式会社キマルームは、2024年6月開催の定時株主総会での取締役選任決議を経て、その後の取締役会において代表取締役に現取締役の藤井 志郎が選任されましたことをお知らせします。それにより、2024年7月1日より新経営体制へ移行いたします。なお、前代表取締役の西野　量につきましては取締役に就任し、創業者の立場で引き続きチームとして経営にあたっていきます。

　当社は2010年の創業以来、『Platform for Real Estate』をミッションに、不動産賃貸業における「入居者募集」から「追客/申込/契約」・「更新/退去」までの業務を一気通貫でDXする自社製品「キマルーム」シリーズを展開し、業界のデジタル化を支援・促進してきました。2023年2月には大東建託パートナーズ株式会社のグループ会社（100%子会社）となり、グループ間でのシステム連携やサービスの共同リニューアルなど、提供サービスの価値向上を図ってきました。今回、これまで培ってきた事業の基盤を継承しつつ更なる事業発展を見据えて経営体制を変更します。また、7月1日同日より当社が提供する電子申込・電子契約サービスの「キマルーム Sign」が大東建託グループの416拠点（※1）に導入されます。今後もグループ間の連携をより強化し、不動産賃貸業界におけるプラットフォームの提供価値を最大化させていきます。

（※1）大東建託パートナーズ株式会社の全179営業所と、大東建託リーシング株式会社の不動産仲介店舗全237店舗（2024年7月1日時点）

変更の内容

氏名	新役職名	旧役職名
藤井 志郎（ふじい しろう）	代表取締役	取締役　コーポレート本部本部長
西野 量（にしの りょう）	取締役 ファウンダー	代表取締役

藤井 志郎プロフィール

藤井 志郎よりコメント

　このたび、私、藤井 志郎が代表取締役に就任することとなりました。代表取締役を拝命するにあたり、身の引き締まる思いと大きな責任を感じております。入居者様や不動産会社様の声に真摯に向き合い、不動産業界のDX化への貢献、付加価値の高いサービスの創出に全身全霊で取組む所存でございます。「住まい」という人々の暮らし・安心・安全の根幹を支えているのが全国の不動産会社様であり、不動産業の発展なくして我が国の発展はないと考えております。その中、国内人口減に伴う労働力の減少を受け、不動産業界においても人材不足・採用難の課題は年々厳しさを増していると理解しております。不動産会社様の非コア業務をシステムで代替し、課題解決に寄与するサービスを引き続き考え抜いてまいります。

　また、2024年7月1日から、大東建託パートナーズが提供する「DK PORTAL」での申込・契約システムが当社の提供する「キマルーム Sign」となります。これにより、大東建託パートナーズ株式会社が管理する物件に申込・契約を行う35,000店舗の不動産会社様が当社サービスをご利用いただくこととなります。全国の仲介業者様が直感的で使いやすい画面や業務フローを磨いていくことで今後も業界における業務の標準化とDX化を促進してまいります。

西野 量よりコメント

　昨年2月に大東建託グループ入りし、様々なシナジー創出を図っていく中で最も早く意思決定した打ち手が、本日7月1日にメジャーアップデートした「キマルーム Sign」の大東建託グループでの利用開始（日本全国約400拠点）となります。日本全国の不動産会社様に注目いただく今が新たなTOPにバトンを託すに相応しいタイミングと理解しております。尚、当方は来年3末の退任まで実地を伴う業務移管を行いつつも、キマルーム社の未来に向け邁進してまいることをお約束いたします。引き続き、ご期待いただけますと幸いです。

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　新代表取締役就任のお知らせ（note記事）

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