- プレスリリース
大東建託パートナーズ株式会社による弊社株式取得に関するお知らせ
賃貸不動産会社向けVertical SaaSを提供する株式会社セイルボート(本社:広島県広島市 東京本部:東京都新宿区、代表取締役:西野 量 以下「セイルボート」)は、大東建託グループの大東建託パートナーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤功次、以下 「大東建託パートナーズ」)との間におきまして2023年2月17日付にて締結いたしました株式譲渡契約により、大東建託パートナーズのグループ会社(100%子会社)となりましたことをご案内申し上げます。
■株式譲渡の目的 ~ 不動産賃貸業界のNo.1プラットフォーマーを目指す ~
弊社は、『Platform for Real Estate』をミッションに、募集、追客、申込・契約、更新・退去の不動産賃貸業務の川上から川下までをカバーするプロダクトを展開し、業界のデジタル化を支援・促進して参りました。そのような中、弊社は2018年7月に大東建託パートナーズより「DKポータル」のシステム開発を受託し、以来約5年に亘りお互いの信頼関係を構築して参りました。
他方、大東建託グループは、圧倒的なリソースを背景に現5カ年計画において、総合賃貸業を核とした「生活総合支援企業」となることを目指しており、大東建託パートナーズにおいては、生活者のみなさまにより便利で快適な暮らしの実現に向け、住居に関する手続きや、物販、生活に役立つコンテンツなど、デジタル技術を活用した暮らしに役立つプラットフォーム「ruum(ルーム)」を運営しています。
本件実施の背景として、2022年5月の宅建業法改正や新型コロナウイルス拡大を背景とした業界のデジタル化意識の高まりといった事業環境下において、業界のデジタル化ならびに入居者様への新しい価値提供を加速的に促進する体制を強化します。 大東建託グループが保有する全国の拠点、地域の不動産会社とのネットワークを通じた販売体制の強化、また、大東建託グループ保有の不動産業務ナレッジや入居者向けサービスと当社プロダクトの連携によるサービス強化を図って参ります。 両社の連携を早期に強化していくことで不動産会社及び賃貸住宅に住む入居者様に対して新たな価値を提供する、不動産賃貸業界のNo.1プラットフォーマーを目指します。
■今後について ~ 不変と進化。 ~
弊社は、本株式譲渡により大東建託パートナーズのグループ会社(100%連結子会社)となりますが、現経営体制は維持された上で大東建託パートナーズとのシナジー最大化に注力し、今までと変わらず選ばれるサービス開発に注力してまいります。 既存のお取引先様の信頼・満足度が第一、と考えております。本株式譲渡により、今後も信頼いただける企業として変らぬ部分は変えず(不変)、更に高い満足を頂けるよう変えるべき部分は変え(進化)、役員・従業員一同、サービス品質の向上に向けて全力を尽くす所存でございます。従前同様、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
■株式会社セイルボート 代表取締役 西野 量コメント
まずお伝えしたいことは、お取引様との信頼関係が最も大事であり、それなしに弊社の今後の発展はあり得ず、今後もそのスタンスは当然にして変わることなく(不変)、これをベースとし引き続き業務にコミットして参ります。
弊社と大東建託パートナーズは共通のビジョンを有し、業界の業務効率化や入居者向けサービス開発などでこれまでも協業を進めて参りました。本株式譲渡により、当社のプロダクト及び、サービス開発力と、大東建託パートナーズの保有する強固なネットワーク及び、各種サービスの連携を強化いたします。両社の保有するアセットを掛け合わせることで不動産賃貸領域におけるDX化をより一層推進し、全国の不動産会社様、入居者様、関連事業者様に、今までの以上に付加価値の高いサービスの創出を目指してまいります。弊社の未来にご期待頂けますと幸いです。
以上
2023年03月06日
株式会社セイルボート
拙文ながら今回の株式譲渡に至る経験や、今後の抱負や展望など、下記noteにてまとめさせていただきました。こちらも併せてお目通しいただけますようお願いいたします。